ジュニアの世界チャンピオンになったとき レオノワはこんなことを言っていました。 「ロシアには女子シングルが無いと思っていた人たちにも挨拶したいわ!」 今回の世界選手権で、十分に挨拶ができたのではないでしょうか。 伝統的に世界選手権の競技を締めくくってきた女子シングル。その筋書きは、イタリアのカロリーナ・コストナーの大失敗の演技までは保たれた(?)。しかし、キム・ヨナが燦然たる演技で文字通り会場を爆発させ、その直後にリンクに出なければならなかったカロリーナは、神経を集中させることができなかった。彼女はジャンプの要素すべてを失敗し、トップ10に入ることすらできなかった。韓国代表のキム・ヨナが昨年より順位を2つ上げて、新チャンピオンになった。演技終了後、ヨナは次のように語った。 「自分を信じていました。ショートプログラムがうまく行って、高い得点をもらっていたからです。オリンピック前の最後の世界選手権なので、ここで勝ちたいと強く思っていました」 浅田真央はこの戦いに絡むことができなかった。タチヤナ・タラソワの指導を受ける彼女が表彰台を逃すには、1つのエレメントの失敗で十分だった。この種のプログラム(※女子フリーのこと?)における戦いは、それほど張りつめたものだったのだ。 ニコライ・モロゾフは再びメダルを取った。今回は、ショートプログラムで4位だった安藤美姫とともに。コーチはリンクサイドに立ってミッキ(※原文Микки)と一緒にダンスを“滑り”、音楽の最後の音が鳴りやむと、まるで少年のように跳び上がった。銅メダルだった。 カナダ代表のロシェットは、ショートプログラムの2位を守った。 世界ジュニアチャンピオンのアリョーナ・レオノワは、シーズン前半のロシア選手権では5位に過ぎなかった。その彼女が、いわば奇蹟を成し遂げた。アーラ・ピャートワの18歳の教え子は、初出場の世界選手権でトップ10に入っただけではない。結果はなんと7位!これにより、ロシアはバンクーバー五輪に2人の女子選手を派遣する権利を得た。 レオノワは、得点を見るとわっと泣いて、そして自分の“オリンピック(※ユニフォーム?)”の袖についたロシア国旗を世界に向けてアピールした。 幸せいっぱいのレオノワは、後になってこう説明した。 ― 友人たちから何かクールなことをやれって言われてたんです。目立つようなこと(?)をね。それでやりました。そしてみんなに挨拶を送りました。 ― 今日の自分の演技をどう評価しますか? ― 気持ちよくリンクに出ることができました。微笑むだけで、すべてが良くなりました(?)。でも、今日はすべてがうまく行ったわけじゃありません。2つめのルッツで足が氷に触れて(※両足着氷?)しまいました。でも大したことじゃありません。コーチは褒めてくれました。その瞬間は見なかったと言ってくれて。正直なところ、こんなに点が出てびっくりしてます。110点も!ショックです。初めてのシニアの世界選手権でいきなりトップ10に入れるなんて、クールだわ! ― 女子シングルのロシア代表はあなたひとりでした。それを自覚することは難しかったのではありませんか? ― ええ、もちろんです。すべての望みは私に託されてましたから。でも、そのことは考えず、ただ自分の演技をしました。それに練習では、世界最強のスケーターたちの中にいても自信を感じることができたし、むしろ勉強になりました。ジャンプとか、他にもいろいろと。 ― 表彰台争いをするためには、何が足りないのでしょうか? ― 3回転−3回転のコンビネーションジャンプが足りないと思います。夏に練習する予定になってます。バケーションの代わりにね。 (終) |
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ecoさん 今晩わ♪ |
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