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zoom RSS <スピードは好きだけれど ちょっと怖かった>セルゲイ・ノヴィツキー

<<   作成日時 : 2009/05/14 02:30   >>

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ノヴィツキー本人の筆による、世界選手権のエピソード。
公式ブログと、所属しているCSKAのサイトと両方に
同じ文章が掲載されています。

ちなみに、明後日はノヴィツキーの28回目の誕生日らしいので
またブログが更新されるかもしれませんね。
セルゲイ、おめでとう!!




セルゲイ・ノヴィツキー

スピードは好きだけれど ちょっと怖かった


 CSKA(軍中央スポーツクラブ)所属のフィギュアスケーター、ヤナ・ホフロワ&セルゲイ・ノヴィツキーが、休暇前の最後のトレーニングサイクルに入った。
 思うように行かなかった世界選手権。今日はセルゲイが、大会後に味わった感情、アメリカ合衆国の印象、そして映画『ハムナプトラ(マミー)』のアトラクションについて語っている。



 フィギュアスケートファンの皆さんにまたご挨拶ができて嬉しいです!僕たちは長いこと皆さんとお話ししていませんでしたから:) 今日までの間、僕とヤナはロサンゼルスで行われた世界選手権と、それから東京で開かれた初の国別対抗戦「World Team Trophy」に参加してきました。世界選手権について言えば、もちろん結果には不満が残っています。6位という結果を悲劇と捉えているわけでは決してないのですが、それでもやっぱり何か後味が良くないのです。

 正直に言うと、僕もヤナも世界選手権のことは早く忘れようとしたのですが、なかなかそうは行きませんでした。もちろん、これはスポーツであり、ここで何かを予測するのはとても難しいということは理解しています。まったく違う結果になってしまいましたし(?)。それでも僕は、自分たちの置かれた状況をドラマチックに仕立てたくはありません。どんな時だって、僕たちは素晴らしい経験を得てきました。この敗北は、単に僕たちを強くしてくれるものだと思っています。僕たちが何をすれば良いのか、世界選手権がはっきりと示してくれたのです。

 自分たちの演技の録画を最後まで見て、僕もヤナも審判に対する疑問をいくらか持ちました。例えば、なぜリフトの得点が下げられたのか全くわかりませんでした。でも、採点の問題は、僕たちにとって決して最重要事項ではありません。自分たちの目でミスを確かめ、それを無くし、磨きをかけるように練習します。ちなみに、僕とヤナはモスクワへ戻った次の日からもうトレーニングに出ました。日本での試合まで9日間しか準備期間がなかったことが、その大きな理由です。

 自分たちの演技の結果を勘定に入れなければ、ロサンゼルスへの旅は楽しいものでした。胸に手を当てて考えてみると、僕はアメリカに対して少し偏見を持っていました。今回初めてアメリカへ行ったのですが、海の向こうの生活にはあまり良い印象を持たないだろうと思っていたのです。でも、実際はそんなことはありませんでした。もっとも、アメリカに住みたいとは思いませんが、数週間ならまた喜んで行きますよ。

 僕とヤナはエキシビションに出られなかったので、その日を自分たちのために使おうと決めました。僕たちはユニバーサルスタジオの散策がとても気に入りました。膨大な数の有名映画が撮影された場所です。まさにここで撮影が行われたんだという映画の、好きなシーンがいくつか頭に浮かんできました。また、そこには多くののアトラクションと、ありとあらゆるエンターテイメントがありました。

 その中のひとつ、映画『ハムナプトラ』のアトラクションに乗るよう、ヤナにけしかけられました。正直言って、僕はスピードは好きなのですが、これはちょっと怖かったですね:) トロッコに乗ると、静かに加速し始めて、スピードがもう限界というところに来て、真っ暗闇になるんです。ちょっと気味の悪い光景で、反対方向へ飛んだときは特に不気味でした。そんなわけで、僕たちは1ヶ月前倒しで、その日の感情を手に入れました(?)

 それから、僕は生まれて初めてこの目で海(ocean)を見ました!でも残念ながら、僕もヤナもこんな事の成り行きを予想していなかったので、泳ぐ用意を持ってきていませんでした。お天気が手伝って(?)、ビーチは人であふれていて、(水着があれば)喜んで泳いだのに。結局、この美しい光景を観察するにとどまりました。海水浴は次回のアメリカ訪問までおあずけです:)


2009年5月5日
文:セルゲイ・ノヴィツキー
写真:ヤナ・ホフロワ&セルゲイ・ノヴィツキー公式サイト



<原文>
http://www.cska.ru/hohlovanovicky.php?unit=9682
http://hohlovanovitski.livejournal.com/

<参考「リベンジ・オブ・ザ・マミー・ザ・ライド」>
http://www.arukikata.co.jp/themepark/ush/attraction.html#mummy



<自習メモ>
успеть +(不定形)する暇がある/間に合う/進歩・上達する
 спеть 熟する/急いで追いつく
 спех  急ぐこと、あわてること
 спеши'ть 急ぐ

съе'здить 行って来る
съе'здить на один день 日帰りで行って来る

оса'док 沈殿物、残りかす/水あか/残った不快感、後味
 садить

настра'иваться 調子・波長が合う/на что気分になる

пораже'ние 打つこと、刺すこと/敗北/疾患
поража'ть  打つ、刺す/撃破する/深い感動・衝撃を与える
порази'ть  (同上完了体)
  рази'ть  打つ、打ち負かす
  ре'зать
  раз

устраня'ть/устраи'ть 遠ざける、除去する/罷免する

во многом 多くの点で

обусло'вливать   条件付ける/原因となる
обусло'вливаться による、かかる、〜次第である

предубежде'ние 偏見
предвзятый 先入観・偏見にとらわれた

с по'льзой для 〜の利益(為)になるように

кадр フィルムの一コマ(カット、シーン)
всевозмо'жнй ありとあらゆる

развлече'ние 気晴らし、慰み、娯楽
развле'чь    楽しませる/気を晴らさせる
   вле'чь    引く、引き付ける、誘引する
 отвле'чь    逸らす、遠ざける/弱める/抽象する

подви'гнуть 鼓舞する
по'двиг     勲功、功績/献身的・純情な行為

теле'жка トロリー、トロッコ、リヤカー、台車
теле'га  四輪の農民荷馬車
потихо'ньку 静かに、そっと/ゆっくり

разгоня'ть 方々へ散らす、スピードアップする、加速する
   гоня'ть (不定)追い払う、せきたてる

зре'лище 光景、眺め、場面、情景
жу'ткнй 気味が悪い、物恐ろしい

разви'тие 発達、進歩/発展、成り行き、経過
разви'ть  よりを戻す、巻きを解く/進歩・発達させる
   ви'ть  巻く、よる、よじる、

спосо'бствовать 助力する/促進する、原因となる
пляж 海水浴場、水浴によい浜辺

ограни'читься に止める、甘んじる
ограни'чить   制限する、抑制する
 грань        (宝石などの)面/境、限界
 грани'ть     琢磨する、面をつける
 граница


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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
ecoさん、こんばんわ。
ノビッキー選手はペアから転向したそうですね。
なんとなく他の選手に比べてステップより滑ってるのが多い感じがしてたので、ペアと知って納得。

生まれて初めて海を見たなんてびっくり!
さすがロシアー"大国"なんですね。
このカップルは、ヤナ選手の美しさ&かわいさが目立ちますよね。
ヤナファンとしてはもっともっと上位にいけるよう、ジャッジにもっと好かれるといいなと思います。
五輪での飛躍願ってますよー。
りら
2009/05/15 23:51
りらさん
ISUのバイオと、2人の公式HPのバイオを見てきたんですが、そこの情報によると、一時期ペアをやってたのはヤナの方みたいです。身体が小さいので「ペアをやるべきだ」と周囲から言われたらしくて。で、ノビ君は13歳までシングル選手だったけれど、3回転ジャンプがどうしてもできなくて、2回転も全種類はできなくて、それでアイスダンスに転向したと書いてました。

ヤナは本当にかわいいですよね☆すごくチャーミングなので、あの魅力をもっと引き出すプログラムとか、振付とかがあるんじゃないかという気がします。

そうそう、だいぶ前にアブトのロングインタビューを読んでみるとお約束してましたよね。先日、前文UPしようと思って訳しかけたんですが、演技の話とか、怪我の話とか、どうしてもわからない部分が多すぎて、公開できるような代物になりませんでした…すみませんm(_ _)m
eco
2009/05/16 20:32
ecoさん、いろいろな情報ありがとうございます。
こちらのブログを読ませていただけて、去年まで知らなかったこともたくさん知ることとなりました。
ネットの力・すごさを感じた一年でした。
本当にありがとうございます。

そうですか、ヤナ選手のほうでしたか。
私は以前、ジャンプを飛べない選手がカップル競技に転向することが多いので、ちょっとなぁなんて、思っていたことがありました。
でも、ある時スピンを擬似体験する機会があり、選手の皆さんがいかにすごいことを行っているかを知りました。尊敬しちゃいます。(スピードは滑ったことあり)
だからこそ、信頼できるジャッジであってほしいと思っています。

アブト...秘密が多い方が素敵かもしれませんね。(笑)

りら
2009/05/16 23:32
りらさん
喜んで頂けて私も嬉しいです。りらさんをはじめ、読者の方のお声が励みになって、なんとか勉強を続けることができています。

スピンの疑似体験なんてあるんですね!私は1度だけスケートリンクへ行ったことがあるのですが、コケてばっかりで泣いて帰ってきて、それっきりになってしまいました(恥)

アプトは…奥さんが恐いと言ってました(笑)ケンカして家を出たことはあるけど、浮気したことはないそうです!
eco
2009/05/18 01:01

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