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zoom RSS ママを置いている店はない(2)

<<   作成日時 : 2009/11/09 21:58   >>

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上中下の3回で完結する予定だったのですが
なかなか翻訳が進まないので、4回に分けることにしました。
それでも「?」マークがいっぱいですが・・・(汗)
第3回がヤグディン、第4回がプルシェンコになりますので
引きつづき気長にお待ちくださいませ<(_ _)>




タチヤナ・ミーシナ
(ロシア国家功労コーチ)

 「フィギュアスケートをやりたい」という願望は、その両親の願望から始まります。4歳や5歳のこどもは、決してスターのキャリアのことを考えたりしません。ときどき女の子の口から「イーラ・スルツカヤみたいになりたい」という言葉を聞きますが、男の子にはまったくそういうことはありません。最初は、ほとんど全員が恐がって泣きます。これは一定の期間続くかもしれませんが、そのうち慣れるはずです。通り抜け、耐え抜いて、そして何かをつかみ始めます。でも、無理にさせても意味がありません。やると決めたからには、相当の根気強さを発揮しなくてはいけません。どんなことでもすぐに出来るようにはならないのです。与えられた課題をさぼることなく、来る日も来る日もねばり強くやらなければなりません。「8時だなんて子どもには早すぎる」などという言い訳のないように(?)。こういうことは良い結果を招きません。練習に通い、振付にも通い、基礎体力トレーニングにも通う必要があります。まさにここから全てが始まるのだということを、最初から理解する必要があります。ですから、子どもを預かったコーチは、いつもこの問題から始めるのです。「この子を通わせるところ(人)があるかしら?(?)」(※この一文はあやしいです…原文:Есть ли кому водить ?)


ガリーナ・ウルマノワ

 元職場の同僚たちは未だに、トラムに乗ったアリョーシャ(※アレクセイの愛称)が、おばあちゃんの肩の上で眠っていた様子を思い出しては笑います。私たちは6時に起き、6時半に家を出て、私は仕事へ、アリョーシャとおばあちゃんはスケートリンクへ向かいました。ママ(※おばあちゃんのこと)は一日中リンクと学校の間で過ごし、家に立ち寄る暇はありませんでした。アリョーシャは学校で食事を取りました。おばあちゃんはカフェ(軽食堂)かどこかでちょこっと食べることになります。でも、そんな生活が彼女に力を与えていたんです。やがてアリョーシャが「もういいよ、おばあちゃん、自分で行くから」と言うと、急に年をとってしまいました。


 (写真)
 タチヤナ・ミーシナと母ワレンチナ・グリゴリエヴナ



アレクセイ・ウルマノフ

 祖父のウラジーミル・アレクサンドロヴィチのことをお話ししなくてはなりません。祖父はとても器用な人でした。僕の(スケート)用具に関することはすべて、祖父が自らの手でやってくれました。縛って、固定して、ネジを絞めて(?)。今度は完全なスケート靴です(?)。みんなそれで滑れますよ(?)。おまけに色んな種類があるんです。昔の靴は1ヶ月滑ると柔らかくなってしまい、距腿関節を支えられなくなり、怪我の危険がありました。ですから、何かの革を買うか、あるいは古いカバンから革を取ってきて、それを靴の形に合わせて裁断して、縫い合わせて、貼り付けて…という必要がありました。それに、足にすり傷ができないように、上の方から貼りあわせなければなりませんでした。かかとが剥がれてくることも度々あり、そういう時はネジで固定してからエポキシ樹脂で固めなくてはならないのですが、それもすべて祖父がやってくれました。
 やがて僕が成長し、いくらか物ごとが分かるようになると、母の役割が大きくなりました。素晴らしい母親です。母は決して僕の創作活動を妨げるようなことはしませんでした。妨げないけれど、僕の身の回りに起こっていることは常に把握していました。毎日僕と会話をして、ほんの些細なことにも関心を示してくれました。今では僕も、それがどれほど節度を持って、目立たずに行われたものか分かります。それが僕の妨げになることは全くありませんでした。逆に熱意へと駆り立てたのです。


ガリーナ・ウルマノワ

 いま思い出すと面白いですね。例えば、アリョーシャと一緒に音楽を聞いて、プログラムに合う曲を選んでいた時のことです。夜遅くに次から次へとカセットをかけて、音楽の断片のようなものまで選び出しました。私にプログラムの中の一節を聞かせて、それが好きかどうか尋ねてくることもありました。座って音楽を聴いているなと思ったら、「ママ、一緒に聴いてよ!」と言うので、「ええ、そうしましょう」と答えるわけです。


 (つづく)




<自習メモ>
ОФП=Общая физическая подготовка

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