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zoom RSS <素晴らしいプログラムになるでしょう(上)>グリュッター

<<   作成日時 : 2010/01/14 22:39   >>

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スイス選手権時(12月12日の朝、FS練習後)に行われた
インタビューとのことで、既出の内容も多いのですが
後半にはソルトレイク五輪のスキャンダルの話も出てきて
ある意味でとてもロシア的な内容になっていると思います。
二重翻訳になりますが、ざざっと訳してみます。




ピーター・グリュッター
素晴らしいプログラムになるでしょう



タリンのヨーロッパ選手権、ランビエルの健康、トリプルアクセル、新システムとその欠陥、ソルトレイクシティのスキャンダル、そしてスイス人の新プログラムについて、彼のコーチであるピーター・グリュッターが語った。

 タリンで行われる今年のヨーロッパ選手権まであとわずか。大会は1月19日に開幕する。その企て(目玉?)のひとつは、トリノオリンピック銀メダリストであり、2度の世界チャンピオン、ステファン・ランビエルのアマチュア競技復帰だ。当紙の記者は、彼のコーチであるピーター・グリュッターに、先日行われたスイス選手権の際に話を聞いた。

 ― 自分の生徒の状態をどう評価していますか?ネーベルホルン杯の時は、「1月のヨーロッパ選手権では十分な準備ができているだろう」と仰っていましたが。

 タリンに向けてより良い状態にする必要があります。それはその通りです。しかし、先週はとても良かったのです。ここ(スイス選手権)での練習はあまり上手く行かなくて、私は驚いています。

 ― 健康状態はどうですか?

 良くはなっていません。でも、すべてコントロール下にあります。ステファンは不屈の人で、非常に強い痛みを我慢することができます。いつだって、ほんの小さな子どもの頃にも我慢できていました。彼は長いこと黙っています。彼の身体にどこか痛むところがあっても、私がそれを知るのは、本来知るべき時よりも2〜3日後なのです(※彼はあと2〜3日早く私に痛みを知らせるべきなのに、いつも我慢して黙っている)。

 ― 去年の冬、ステファンは30分以上滑ることができないと話していました。それが夏になると、多くのインタビューの中で「今は全力でトレーニングしている」と言いました。

 彼の氷上練習は週に約7時間です。5日間、1時間半ずつです。ステファンは新しいエレメンツをたくさん習得する必要はありません。私が思うに、すべてのスポーツ選手は年齢とともにトレーニング時間を減らし始めます。「機械は老朽化する」ことを理解するようになるからです。それに加えて、ステファンは毎日フィジカルセラピー療法を行い、そして陸上では、ひとことで言うと、今シーズンを持ちこたえるために必要不可欠なこと全てをやっています。

 ― ジャンプはどうですか?ルッツに問題があるように感じましたが。トリプルアクセルは良くなりましたか?

 フリップが上手く行く日もあれば、ルッツが良い日もあり、ほとんど全部ダメな日もあります(笑)。オバーストドルフ以後、ステファンはトレーニングでアクセルを少しずつ跳び始め、9月には十分うまく跳べるようになりました。しかしある日、着地に失敗して、痛む方の臀(大腿)部を打ってしまって…それで、私たちはアクセルを急いでやらないことに決めたのです。彼自身が準備ができたと言うまで、私たちは待たなければなりません。
 結局のところ、これが唯一のジャンプではありません。今日、4回転をほとんど跳べないスケーターもいる中で、彼は1つのプログラムに2つの4回転を同時に入れることができます。しかし私は彼に、滑走時に何をすべきか指示したことは一度もありません。滑りの具合(演技の運び)と感覚にしたがって自分自身で決めることを、いつも認めてきました。他の選手だと、私が一から十まで言わなければ、何かを変える想像力(※瞬時にジャンプ構成等を変更する判断力のことだと思います)が不十分な場合もあります。しかしステファンは、滑りながら決断をすることができるのです。

 ― 私たちがもうひとつ気づいたのは、ステファンが今シーズン、スピンでチェンジエッジをしていないことです。

 ええ、私たちはチェンジエッジをせずにスピンでレベル4を取るための、別のやり方を見つけました(編集注:つまり、1つのポジションで8回転する必要がある)。チェンジエッジをするとスピードが落ちますし、それに見た目が美しくありません。特に膝を曲げるシットスピンは。以前なら、シットスピンは背中を伸ばしたポジションで行うと美しく見えたのですが、今では、全スケーターがまるでキノコのように身を屈めます。ひどい光景です!より多くの点数を得るためにこんなことをしなければならないのは、とても残念です。

 ― あなたは新システムのファンではないようですね!

 好きではありません。好きになることもないでしょう。もっと数字的でない別のシステムを見られるまで、長生きしたいと思っています。今の私たちはまるで銀行のように得点を数えていますから。新システムは、数学者のラケルニク氏によって作られました。彼は良い人ですし、アイデアも悪くありませんでしたが、彼は数学者であって、芸術家ではありません。この競技はフランス語で「patinage artistique 」(芸術的スケート)、英語では「figure skating」と呼ばれます。しかし、フィギュアとはいったい何でしょうか?それに、例えばどうやってトリプルフリップの価値を決めたのでしょうか?なぜサルコウはフリップよりも点数が低いのでしょうか?

 ― サルコウはフリップよりも簡単だとされていますが…

 簡単?しかしサルコウはどのジャンプよりも失敗が多いのですよ。世界選手権を見に行くと、非常に多くの選手がサルコウを失敗している姿が見られます。でもその選手たちはフリップとルッツは跳んでいます!ということは、サルコウの方が価値が高くなるべきです。チャンピオンがいちばん多くミスをするジャンプはサルコウだということを、統計学が明らかにしています。つまり、サルコウが最も難しいジャンプになるべきですよね。すべては個人によるのです…
 ショートプログラムで必須のジャンプが、なぜアクセルになったのでしょうか?誰がそんなふうに決めたのでしょうか?もし、ある年はルッツが必須で、次の年は何か他のジャンプでということだったとしても(?)…しかし選ばれたのはアクセルでした。なぜでしょうか?アクセルはジャンプの中のジャンプでしょうか?いいえ、ジャンプの中のジャンプは、ループですよ。


 (つづく)


2010年1月12日(火)
タチヤナ・ゲイフマン
レウト・ゴリンスキ



<原文>
http://www.championat.ru/other/_skating/article-46862.html

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