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zoom RSS オクサナ・バイウルが帰国(中)

<<   作成日時 : 2010/08/07 20:58   >>

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チャンピオンとしての経験を子どもたちに伝えたい

 ― ウクライナは困難を抱えていますが、あなたは恐くないのですか?

 じゃあ、アメリカはそうではないと思いますか?あちらにも非常にたくさんの問題があります。経済的な困難や、金融取引所での値崩れ(?)がありました。世界中の他の国々と同じように。

 国が危機にあると、やはりアメリカ人たちもあらゆる娯楽を「カット」します。彼らはもうアイスショーどころではないんです。私は問題を恐れてはいません。達成するべき目標をかかげて、粘り強く取り組んでいます。

 ここへインタビューに来て、私は幸せな人間だと思いました。自分の人生で欲しかったものは手に入れましたし、人間が夢見られるものは全て持っています。でも、楽なことじゃありませんよ。常にたくさんの目が私を見ていますから。有名でよく知られているというのは、決して軽くない荷物です。

 ― あなたの次の目標は何ですか?

 自分のチャンピオンとしての経験を、若い世代に伝えることができればと思っています。これが一番の目標です。これからウクライナ中のスケートリンクをまわって、それぞれの街でマスタークラスを行います。学校はまだ開校していませんが、すでに両親と子どもたちが申し込んできています。まずどの街に住むかを決める必要があります。今は首都の「スポーツ」ホテルに泊まっています。

 キエフ、ドニエプロペトロフスク、ドネツク、ハリコフ、オッデサ、どこへでも行きます。才能のある選手を探します。スポーツは誰にでもできるものではありません。キャリアはお金で買えると思っている人がたくさんいますが、いいえ、それは不可能です!人生には買えないものが3つあります。健康と、愛と、才能です。

 それから、ここで私のファッションブランドを立ち上げたいと思っています。まずはフィギュアの衣装と、水着と、トレーニングウェアから始めます。手助けしてくれるビジネスパートナーがいて、いま彼らと話し合いをしています。アメリカで同じような経験をしているので、どうするべきか分かっています。

 これから作り上げるプロジェクトにはすべて、私自身が直接携わります。そうしなければ何もうまく行きません。私が真剣に取り組んでいるということを、皆さんに分かってもらわなくてはいけないんです。

 ― フィギュアスケート学校というのは、とても大規模でお金のかかるプロジェクトですが…

 パートナーはもちろんいますよ。ウクライナのビジネスマンたちで、彼らはこのことに興味を持っています。

 ― ウクライナへ戻ってきた最初の日は、どのように過ごされたのですか?

 国内パスポートやその他の書類を回復させていました。私を支援してくれるフィギュアスケート連盟に感謝しています。

 それに、私はすでにドラゴマノフ記念国立教育大学の学生になったんですよ。ここがウクライナで一番大きな大学のひとつだということ、クリチコ兄弟(※ウクライナの有名なボクサー)が学んだ場所だということは知っています。最高教育を受けずにウクライナでやって行くのは、とても難しいことです。私はこれからコーチ教師(тренер-преподаватель)の職業技術を身につけていきます。
 

 (つづく)

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
ecoさん、お帰りなさい。
私もひさしぶりにお邪魔します。
オクサナはズミエフスカヤさんの下で育ったのだと思っていたのですが、ちょっと違っていたのですね。

バンクーバーが終わった瞬間からソチへ向けて動きは急ですね、特に旧ソ連関係は。
技術も芸術も磨き上げていく彼らのやり方は、採点競技として正しいと思っているので、大きく流れを変えていってほしいですね。
それは日本にとっては厳しいことなんですけれども、スポーツとしての発展が妨げられたこの四年間は、多くのことを失ったという思いが強くて、ストレスがたまりました。
日本に頑張ってほしいのは当たり前なのですが、そういう私心(笑)を超えてフィギュアの発展を願っています。

残暑も厳しいですが、ご自愛くださいね。

P.S 個人的にはヤナ・ホフロワの新パートナーを楽しみにしています。
りら
2010/08/09 10:01
りらさん
たいへんご無沙汰しておりました!お元気でお過ごしですか?

あらら、私は今でもバイウルは、ズミエフスカヤさんの下で育ったと思っているのですが…当時の事情はほとんど知らないんですよ。別の新聞のインタビューには「五輪金メダルの褒賞としてもらった家には、ズミエフスカヤさんの元夫が住んでいる」と書いてありました。

私もロシアの方向性が好きです。日本はいま最強チームですが、元々ヨーロッパの競技であり芸術ですから、「伝統」という壁は厳然とありますよね。。その辺りことは私の場合、フィギュア観戦よりもオーケストラ演奏を聴くときに強く感じることが多いです。うまいソリストは日本にもたくさんいるけれど、オーケストラになるとどうしても・・・

ホフロワは慣れないアメリカで苦労していると思いますが、今はモスクワが大変なことになっているので、かえって良かったかもしれませんね。ヴォドレゾワのグループはすでに、サンクトペテルブルクへ移動したそうです。
eco
2010/08/09 23:02
わぁ!ecoさま
オーケストラ、私もそう感じます。
ステージの椅子に団員達が歩いて来るときに、三々五々ばらばらに歩いて来るんですけれど その歩いてくるリズムが、なんと言えばよいのかわからないのですがあるんですよね。
そこから違う気がします。
そのあたりが伝統の重み、壁、なのかしらと先日感じたところでした。
effect
2010/08/21 14:09
effectさん
なるほど、たしかにステージへ入ってくる時から違いますね!その場の空気のとらえ方とか・・・という私自身も、東洋人なのに西洋のものが好きなので、なかなか難しいところです(笑)
eco
2010/08/24 15:32

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