ロシア語自習室

アクセスカウンタ

zoom RSS <プログラム作りは深淵に飛び込むようなもの(5)>エフゲニー・プラトフ

<<   作成日時 : 2011/05/31 01:46   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 14 / トラックバック 0 / コメント 0

やっとこさ後半(元記事の後編)に突入!
後編には下記のような別のタイトルがついているのですが
ややこしくなるので前編のタイトルに通し番号を付けています。
世界選手権の話題は次回へと続きますので、お楽しみに^^



エフゲニー・プラトフ
しかめっ面で歩いて床につばを吐くよりも
にこやかに微笑む方がいい


スピードへの渇望

 ― スポーツ選手の子ども時代の思い出は、肯定的なものと否定的なものとどちらが多いのでしょうか。

 人それぞれでしょう。私の場合は、肯定的で明るい思い出ばかりですよ。最初の頃のトレーニングは、夜の9時からでね。両親はもう子どもをどこへも連れて行きたくない。そこで子どもはこう言う。「パパとママが一緒でもそうじゃなくても、とにかく僕は行くよ!」ってね。そしてトロリーバスに乗ってリンクへ飛んで行くんです。たしかに暗い面も少しはあって、コーチからコーチへと渡り歩いたり、いろんな時期がありました。でも、子ども時代の思い出というものは、何か特別なものなんです!それに、あの匂い…リンクには馬場(サーカス場)のように、それぞれの匂いがあってね。1977年の、オデッサのスポーツ施設の、あの氷とフロンガスの匂い…私はそれが大好きになってしまったんです。すごく快感でね!

 私はずっとスピードというものにやられてきました。当時、オデッサの街はその名をとどろかせていて、偉大な名手たちがしょっちゅう合宿に来ていました。スタニスラフ・ズークのグループのことは決して忘れません。私たちはみんな9歳以下で、まだスケートを始めたばかりでした。具体的に誰が来ていたのかは覚えていませんが、ペアの選手でした。彼らがウォームアップを始め、大きく踏み出す。ステップ、モホークの右、左、前進。そして、私の目の前を通り過ぎたんです!私は風圧に吹き飛ばされて、リンクの壁に貼り付けられてしまいました。その時わかったんです。自分がこの人の足元にいたら、そうはならなかっただろうってね(※「自分がこの選手みたいになれば、風に飛ばされないで済む」という意味?原文: Тогда понял, что попади я под ноги этому человеку, меня бы точно не стало. )。私はこのスピードにすっかりやられてしまって、「こんなふうに滑らなくちゃ。なんて快感なんだろう!」と思ったんです。

 ― フィギュアスケートの最高に美しい点は、他に何がありますか?逆に、ひどい点は?

 美しい点は、芸術とスポーツとが一体化しているということです。こういうものが他にありますか?体操と新体操はそうかもしれませんが、でも、この競技にはさらにスケート靴というものがあって、何もかも空を飛ぶんですよ。では、ひどい点は何か?それは、採点されるということです。私たちの競技には秒数がないので…いや、あります!リフトにありますね。(テクニカル)コントローラーがずっとストップウォッチを持っています。でも、もしジャッジが自分の考えを述べれば、それはもう主観になってしまいますからね。ただ、今回の世界選手権は、唯一ではないにせよ、すべてがフェアだった数少ない大会のひとつでした。他にこういう大会があったかどうか思い出せません。いったい何が起こったのかは分かりません。だって、アイスダンスの採点というものは身の毛がよだちますからね。しかし、モスクワでは、非常に正しい採点が行われました。

 (つづく)

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 14
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス ナイス
驚いた
面白い

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
<プログラム作りは深淵に飛び込むようなもの(5)>エフゲニー・プラトフ ロシア語自習室/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる