ロシア語自習室

アクセスカウンタ

zoom RSS ダンス・マイナス

<<   作成日時 : 2011/05/20 03:18   >>

驚いた ブログ気持玉 24 / トラックバック 0 / コメント 2

イリニフ/カツァラポフ組がズーリンの元を去り
モロゾフチームに移籍するという、ちょとしたスキャンダル記事。
スポーツ紙や週刊誌の感覚で読んで頂くとちょうど良いかもしれません。
イリニフも自分のサイトで「マスコミはそういう職業」と書いていたり…
まだ17歳と19歳の二人なんですが、色々と大変ですねぇ。



2011年5月18日
I.ラスカゾワ

ダンス・マイナス


 世界選手権が終わってすぐ、フランスのペシャラ/ブルザ組がアレクサンドル・ズーリンコーチの元を去った。彼がヨーロッパチャンピオンに導いたカップルだった。そして昨日、やはりズーリンが指導していたダンスカップルで、ベルンのヨーロッパ選手権では初出場で4位というセンセーショナルな結果を出したエレーナ・イリニフ/ニキータ・カツァラポフ組が、コーチをニコライ・モロゾフに変更するとの発表があった。

 ズーリンがどちらの組ともうまく仕事をしていたことは、世界選手権前の弊紙のインタビューの中でタチアナ・タラソワが認めている。かつて彼女はイリニフとカツァラポフの滑りを見て、彼女たちの大きな未来を予見し、涙を流した。しかし、ズーリンの教え子はモスクワで失敗した。そこでにわかに、タラソワが彼らのトレーニングを見て泣いていたのは別の理由だったことが明らかになった…

 その理由を話してくれたのは、ニキータ・カツァラポフだ。彼とレーナ(※エレーナの愛称)が突然、肩書きあるコーチの元を去り、それに負けず劣らず立派な別のコーチのところへ移るのはどういう訳なのか、私は彼に説明を求めた。


 理由はたくさんあります。ひとことで言えば、サーシャ(※アレクサンドルの愛称)・ズーリンには僕たちのコーチをする根気と、意思と、忍耐が足りなかったんです。例えば、彼はトレーニングに来ないことがあり、そういう時は自分たちだけで滑っていました。僕たちのトレーニングは一日たったの3時間。これでは少なすぎます!世界選手権の前でさえ、アレクサンドルがリンクにいないことが一度ならずありました。シーズンを通してみればもっとありました。放ったらかされていたことも珍しくなかったんです。
 確かに、ズーリンの代わりにいつも第2コーチのオレグ・ヴォルコフがいました。でも彼は、「好きなようにやりなさい。私は興味が無いから」という発言ができる人でした。タチアナ・タラソワがここで起きていることを見たとき、涙が彼女の頬を伝っていました。

 僕たちは、他のスペシャリストたちに練習を見てほしいと強く願っていました。タラソワは僕たちを愛してくれているし、僕らも彼女をとても愛しています。彼女は僕たちを教え、助けたいと心から思ってくれていました。なのに、ズーリンは彼女を近づけなかったんです。
 僕たちにはプログラムのテクニック面でたくさん問題がありました。仮に、自分で「ずれている」と感じるつなぎやステップがあったとしましょう。そういう時は、他のカップルがどんなふうに滑っているかをインターネットで見て、自分たちで解決策を見つけるしかありませんでした。参考にしたのは、グリシュク/プラトフや、それから…ズーリンとマイア・ウソワの録画です。
 リンクの問題もしょっちゅうあって、スケジュールが変わることがありました。同じリンクの上で、僕たち、ペシャラ/ブルザ、それからトマシュ・ベルネル、あと15人の子どもたちが一斉にトレーニングしていたんです。とても狭くて練習しにくいとアレクサンドルにうったえると、こんな答えが返ってきました。「ニキータ、人間らしくありなさい!私はどうにかして稼がなきゃけないんだ…」



 これはすべて本当のことなのかどうかを聞くために、私はズーリンに電話をかけた。アレクサンドルは静かにこう話した。

 生徒たちとは本当にきちんと別れたいと思っています。罵り合いにしたくはありません。ニキータには好き勝手言わせておきましょう。彼のジャッジは神ですから(私にはとやかく言う資格はありません)。ただ、これだけは言えます。結果を出すためには、1回のトレーニングで本当に十分なのです。それがきちんと整えられたものであればね。それに、結果は出ていました!もっと大きな結果を出してみればいいのです。
 ニキータとレーナが私のもとを去るのは2回目です。これは、大いなる奔走の始まりにすぎないのではないかと思っています。チェスというゲームがありますよね。ガルリ・カスパロフ(※チェスの元世界チャンピオン。チェス専用コンピュータのディープ・ブルーと対局したことでも知られる)は10手先を読んでいました。ニキータとレーナの場合、本人たちは大人の自立した手を打ったつもりなのでしょうが、2手しか読まなかったわけです。この先どうなるか見てみることにしましょう。彼らの成功を祈っています。





<原文>
http://www.sovsport.ru/gazeta/article-item/458358

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 24
驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
翻訳をありがとうございます

モロゾフコーチはたしかに、面倒見は良い印象ではありますが、目が細かく行き届いているかと言うと…昨季はモスクワに移ったばかりで色々とあったようですが、リード姉弟組のことを思い出します(シーズン通すと違うのかもしれませんが)
例えば、日本の安藤選手のようなキャリアなら、日本の練習では自分で何をしなければいけないかわかって一人でも出来ているようですが、彼女もはじめからではないと思いますし、全選手がそうとは限らないと思います
個別というより、近い能力の選手をペアにしておいてトレーニングをすると聞いています
例えば、以前は高橋選手と安藤選手、織田選手と安藤選手、アモディオ選手と安藤選手
そのような意味では、カペラノがいるので、ペアというやり方ができるのかと思いますが、なにしろ、ボロトラも半分チームメンバーのようで、更に大所帯ですので、今後が心配が残ります

タラソワさんも、ボロトラと同じように、モロゾフコーチの元が一番勝手が効く(笑)のかと感じています
たま
2011/05/20 06:21
たまさん、コメントありがとうございます。
タラソワさんもモロゾフさんも"熱い"人ですから、そういうコーチを今ふたりは求めているのかもしれないですねー。まぁ、ズーリンさんも女性の対しては熱いお方のようですが(笑)

モロゾフチームはますます大所帯になっていて、これだけの生徒をいったいどうやって教えるんだろう?という素朴な疑問が湧いてきますが、なるほど、カペラノとペアで練習するというのは良いかもしれませんね。イリニフはカッペリーニのことを気に入っているようですし。以前ファンからの「美人と思うスケーターは?」という質問に答えて、カッペリーニの名前も挙げていましたから。

ズーリンの予言が正しければ、モロゾフとの師弟関係も長くは続かないことになりますが、あまりあちこち渡り歩かず、落ち着いてトレーニングを積んでほしいなぁと思います。今ちょうどプラトフコーチのインタビューを読んでるんですが、「移るならこっちの方がいいのでは…」なんて思いながら訳しているところです。
eco
2011/05/21 23:02

コメントする help

ニックネーム
本 文
ダンス・マイナス ロシア語自習室/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる