ロシア語自習室

アクセスカウンタ

zoom RSS <僕たちはちょっぴりサムライになった>ヴォロソジャル&トランコフ

<<   作成日時 : 2012/03/29 04:02   >>

驚いた ブログ気持玉 14 / トラックバック 0 / コメント 1

ヴォロトラのSP70点越えを予想して、ちょっと楽しい記事をという気持ちで訳し始めたのですが…逆に切ない感じになってしまいました(涙) モゼルコーチも「今シーズンはすべて順調で、100%の準備ができていた」と話していますし、ロシアペア3組とも転倒なんて一体誰が予測できたでしょうか?
サムライのように冷静な神フリーを期待しています!!



2012年3月28日
マクシム・アリョーシン

タチヤナ・ヴォロソジャル&マクシム・トランコフ
僕たちはちょっぴりサムライになった


 (前文略)


パートナーが結局見つからない人はたくさんいる

 ― チャンピオンになるまでに、マクシムも、タチヤナも、変更したパートナーはかなりの数になりますよね。自分には結局誰が必要かを理解するために、こいういったパートナー探しのプロセスは避けて通れないものなのでしょうか。

マクシム・トランコフ:スポーツのペアが成立するには、様々な要素が影響するんですよ。選手の心理的、あるいは単に外見的な特徴までもがね。最初から運が良くて、ずっとその相手と滑り続ける人もいます。例えば、中国のペアは20年近く一緒に滑って、その結果オリンピックの「金」を獲りました。でも、全てがすんなりと行くことはめったにありません。長い間パートナーを探してもなかなか見つからないという人もいます。

タチヤナ・ヴォロソジャル:私たちは身体的にも性格的にもお互い似ているんです。ごちゃごちゃ言わなくてもやるべきことを理解してやれるなら、とても仕事がしやすいですよね。で、私たちですが、今のところ全て順調に流れています。どうかこのままうまく行きますように!

 ― でも、その後ろには多くのパートナーたちが残されたわけですよね。別れるのはいつも心が痛みますか。

タチヤナ:もちろんです。人生と同じです。パートナーやコーチには愛着を感じます。だって、大半の時間を一緒に過ごすわけですから。私たちは1日に2セッションのトレーニングをしていて、家にいる時間の方がずっと少ないんです。近しい人たちの元を去るのは、自分の一部と別れるようなものです。


花嫁のいない結婚

 ― 以前は中ほどの成績だったのが、今ではもっぱらトップの位置をつかんでいるのは何故でしょうか。あるいは、スポーツ的な意味での敵意が芽生えたことが、あなた方を攻勢に出させたのでしょうか。

タチヤナ:敵意というのは頼りにならない助言者です。そんな気持ちで大したことはできません。でも、意思の側面はどのスポーツ選手にも必要です。欲する者がすべてを手に入れるんです。

マクシム:今の成績はすべて、もっぱら僕のミューズのおかげです。ほら、隣にいる彼女ですよ(優しくタチヤナをハグする)。いつかは僕たちもうまく行くことになっていたんです。たくさん練習してきましたからね。自分の個性を持っていたし、ファンもいました。ターニャ(※タチヤナの愛称)の滑りが好きな人も、僕の滑りが好きな人も。そして、運命が僕たちにチャンスを与えてくれることになっていたんです。多くのことを我慢し、耐え抜いてきましかたら。

 ― タチヤナ、あなたは夫のスタニスラフ・モロゾフと共にウクライナ代表として滑っていました。どうやってこんなに早くマクシムを見つけ、ロシアの市民権を取得できたのでしょうか。

タチヤナ:スタース(※スタニスラフの愛称)が私の夫だったことはありません。マスコミが結婚の登録をしたんです。ジャーナリストたちが私抜きで私を嫁がせてしまったら、一体どうすればいいと言うの?私は前のパートナーと共にウクライナ代表としてバンクーバー五輪で滑りました。スタースは31歳になろうとしていて、引退を決意しました。私の方は現役を続けるつもりだったので、新しいパートナーと新しい国を探し始めました。私とマクシムは元々知り合いで、すでに2006年にペアを組ませてほしいと願い出ていたのですが、ずっと何らかの障壁がありました。五輪が終わって、マクシムが「フリーエージェント」になり、こうして私たちの道が交わったんです。
市民権のことはあっさり解決したように見えるかもしれません。私の両親はロシア人なんです。母はカリーニングラード、父はニジニー・タギル出身で、私が生まれた時はウクライナで仕事をしていました。それよりも、ロシアフィギュアスケート連盟が強いペアの出現に興味を持ち、口添えをしてくれました。でもその後、コーチのニーナ・ミハイロヴナ・モゼルの言葉を借りれば、「新しいロシア人」になるために途方もない量の書類と様々な証明書をそろえることになりました。スポーツ国籍の規約による一定期間を終え、私とマクシムは2010年の秋から試合に出場し始めました。そしてすぐにロシアカップ第3戦で優勝したんです。



手袋のように女性を替えた

 (略)

 ― 昨年、お二人は世界選手権のため日本へ行き、そこで地震に遭いましたね。恐ろしかったですか。

マクシム:僕たちは電車で移動中でしたが、突然、電車が止まったんです。説明はすべて日本語でした。人々の様子を見て状況を判断をしました。日本の人たちは秩序立っていて、パニックはありませんでした。電話は5〜7時間ぐらいつながりませんでした。

タチヤナ:想像してみてください、私たちの両親がどれほど辛かったかを。多くの通信社が情報を早まって発信し、私たちが行方不明だとか、犠牲になったとまで報道されたんですから!


金銭の蓄えはまだない

 (略)

 ― ロシアのペア選手がリーダーになるために、お二人の側、あるいは国の側はどのような支出をする必要がありますか。

タチヤナ:私たちの側で必要なのは結果です。国の側からは、多額のお金を含めて必要なものすべてを与えられています。私たちはそのことを理解していますし、ありがたいと思っています。

マクシム:僕たちが日本への旅から学んだ最も大切なことは、「勝っても負けても冷静さを決して失うな」ということです。このサムライの智慧とも言えるものを見習いたいですね。

 (終)



<原文>
http://www.trud.ru/article/28-03-2012/274221_my_teper_slegka_samurai.html

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 14
驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
ワールド情報、翻訳ありがとうございます。こうして選手本人の言葉を聞けるのが嬉しいです。

SPで失敗してもFPで挽回とは・・・さすがロシアペアといったところですね! Jスポーツで演技を観るのが今から楽しみです。解説もですね。面白いキス&クライもありましたし。実のところ、私の中ではまだワールドがおわってません(笑)

昨年の地震の時、言葉が通じない中で本当に辛かったでしょうね・・・。それでもこうして日本人の冷静さへのコメントをしてくれたことに感謝でいっぱいです。国別には参加しないようで少し残念ですが、しっかり休んで来シーズンに備えて欲しいですね。
YY
2012/04/03 14:47

コメントする help

ニックネーム
本 文

<僕たちはちょっぴりサムライになった>ヴォロソジャル&トランコフ ロシア語自習室/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる