ロシア語自習室

アクセスカウンタ

zoom RSS ベルネル<プルシェンコを2度、信じなかった(上)>

<<   作成日時 : 2016/02/13 01:12   >>

驚いた ブログ気持玉 18 / トラックバック 0 / コメント 4

トマシュのインタビューは本当にいつも楽しくて大好きです。彼は以前、「ロシア語は聞き取れるけどしゃべるのは難しい」みたいな発言をしていたと思うのですが、こんなにしゃべれるなんてスゴイ!でもやっぱりネイティブじゃないから、大雑把な訳でお許しください…



2016年2月11日
アンドレイ・シモネンコ

トマシュ・ベルネル

僕は2度、エフゲーニー・プルシェンコを信じなかった



 チェコのフィギュアスケーター、トマシュ・ベルネルがそのキャリアにおいて勝ち取ったスポーツ的達成のメインは、2008年欧州チャンピオンの称号だ。人間的達成のメインは、彼が世界チャンピオンや五輪チャンピオンにも劣らぬほどフィギュアスケート界で有名なことだ。「僕はいつも人々のために滑ってきました」とベルネルは答えた。先日ブラチスラヴァで開催されたヨーロッパ選手権で、その人気の秘密を本人に問うたときだった。

 現在、エフゲーニー・プルシェンコのプロジェクトを含む様々なショーで姿を見ることのできるこのスケーターは、同じチェコのイルジ・ベログラツキーという若い選手のコーチの一人として2016欧州選手権に出場した。しかし、ベルネルは大半の時間をテレビコメンテーターとしてマイクを付けて過ごしており、このインタビューのためにやっとのことで中断してもらえた。しかしながらこのチェコ人はSovsport.ruのインタビューに快く、流ちょうなロシア語で応じてくれ、その言葉を編集する必要はほとんどなかった。


《 レースやスカイダイビングはフィギュアスケートと比べものにならない 》


 ― トマシュ、あなたは今フィギュアスケート競技を2つの視点、リンクサイドとコメンテーターの立場から見ています。ご自身はフィギュアスケートがなくて寂しくありませんか?

 もちろん寂しいです。観客のいるリンクで演じることは、僕にとってモーターレースでも、スカイダイビングでも得られない感覚なんです。でも僕は現実主義者で、ヨーロッパ選手権のような試合に向けて良い準備をするためには、どれほどのトレーニングとお金が必要かわかっています。そのうえ男子シングルは急速に発展しているので、自分は別の仕事を探すときが来たと、ずいぶん前にわかっていました。ほら、今こうやって探そうとしているんです。ジャーナリストを試し、マネージャーを試し、コーチ業を試し。でも、この先何になるのか最終決定をする準備はまだできていません。

 ― モーターレースとスカイダイビングも、つまり、試してみたと?

 試しました。すごく楽しかったし、クールで、アドレナリンが…僕は車も、飛行機からダイブするのも大好きです。でも、フィギュアスケートがいちばん。何千人もの人が見ているリンクでプログラムを演じるときのエモーションは、どんなレースとも比べられません。たぶん、ステージに立つ音楽家や、お芝居の俳優や、バレエダンサーが味わう感覚に近いでしょう。

 ― 2013/14の五輪シーズンを終えて引退したとき、長いあいだ試合を夢に見たりましたか?

 いいえ。現役最後の年は、競争したいという欲求がすでにありませんでした。グランプリシリーズやヨーロッパ選手権で優勝したときや、世界選手権で表彰台争いをしたときのようなね。現役の終わりごろにはもう勝ちたいと思っていなかったから、引退しても試合を夢に見たりはしませんでした。でも、引き続きショーに出演できるのが嬉しいです。「スノー・キング」や「キングズ・オン・アイス」のプロジェクトに僕を招待してくれるエフゲーニー・プルシェンコに感謝しています。そこに出演するのはとても楽しい。試合には戻りたくありません。


《 プルシェンコは欧州選手権でトップスリーに入っていただろう 》


 ― プルシェンコのショーに出るのは楽しいですか。

 はい。二人がライバルではなく友人としてリンクにいられるのがとても嬉しいです。たしかに、僕はいつも彼を倒すことを夢見てきたけれど、そのことで僕の彼に対する態度は何も変わっていません。彼は僕の友人なんです。そして今、僕たちは同じチームで働いています。観客に喜んでもらうという同じ目的を持ってね。実はこれは、現役時代の僕にとってもメインの目的でした。ジャッジに何か気に入られなくても、ファンが満足してくれれば幸せでした。

 ところで、「スノー・キング」では、僕はエフゲーニーの友人というだけではありません。彼のナイト役を演じています。そして彼を護ります。これはものすごい感覚ですよ。

 ― エフゲーニーは、復帰して2018年の五輪に出場するという目標を掲げています。あなたはうまく行くと信じますか?

 エフゲーニー・プルシェンコがそう言ったのなら、そうするでしょう。これは事実です。僕はすでに2度、プルシェンコを信じず、彼は復帰できないだろうと言いました。ところが彼は復帰しました。勝ちました。約束を果たしました。たしかに、彼がどこからモチベーションを持ってくるのか、どうやってあの難しいジャンプをぜんぶ跳ぶのかはわかりません。でも、彼がそう言うのなら、つまりやるということなんです。僕にはわかります。

 ― 今回のブラチスラヴァの欧州選手権で、プルシェンコは何位になっていたと思いますか。

 もし彼が選手権への準備を普段どおりに、早めにスタートさせていたとしたら、ショートで2本、フリーで3本の4回転を跳んでいたでしょう。僕はずっと前からプルシェンコを知っているし、練習で4回転サルコウ、4回転ルッツを跳ぶ様子を見てきました。トゥループは言うまでもありません。事実上すべての4回転ジャンプを跳んでいました。いま「スノー・キング」で滑っているような状態の話であれば、欧州選手権できっとトップスリーに入っていたでしょう。


 (つづく)




<原文>
http://www.sovsport.md/gazeta/article-item/882695



テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 18
驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
お久しぶりです!ベルネルのコメント翻訳ありがとうございました。私、彼のハツラツとした演技が大好きでした!
日本男子選手へのコメントがちょこちょこでてたんんですね・・・内容を見て次代の流れを感じました。20年くらい前では日本男子は4回転向きの体ではない、みたいなことを言われてましたから。幼い時から練習につぐ練習、海外から先生を招き留学もさ世界的な振付師とも繋がりを作り上げ、やっとここまでたどりついたのが今の日本フィギュア。お金も時間もかかる競技ですホントに・・・。
YY
2016/02/20 15:31
YYさん、お久しぶりです、コメントありがとうございます!
私も彼のスケートが大好きでした。さいたまワールドで彼の現役最後の演技を見ることができて幸せでした。

えっ、20年ぐらいまではそうだったんですか?!今とまったく逆じゃないですかー。高橋くんや羽生くんが天才であることに間違いはないと思いますが、こうやってアジア人が席巻するまでの道は、先達たちが長い時間をかけて切り拓いてきたのですね。ロシアではコーチのインタビューがしょっちゅう出ますが、日本ではそういう機会が少ないので、佐藤先生や佐野先生の昔話・苦労話をもっと聞いてみたいです。
eco
2016/02/22 00:54
ecoさん、前のコメント誤字脱字だらけですみません!
男子で4回転が跳ばれはじめた頃は伊藤みどりさんの現役時代と重なっていました。NHK杯がはじまり、みどりさんの活躍もあり、一般新聞誌スポーツ欄に国内外のフィギュア競技関連記事が結構のった時期があったんです。男子の記事ものりましたが、多分多くの方の記憶からはスルーされたのかも(笑)・・・(祈)

佐野さんですが現役当時の男子シングルは規定とフリー(5分!)の時代。東京ワールドの佐野さんのフリー演技、最後ヘロヘロになりながらジャンプを跳び滑りきりワールド3位となった時は日本中がわきました。多分羽生選手がオリンピックで優勝した時に近いわき方だったと思います(笑)
YY
2016/02/26 10:47
YYさん
当時のこと教えてくださってありがとうございます!私も結構イイ歳なのですが、本格的にスケートにはまったのが2000年頃と遅かったので、せっかく歳がいってるのにもったいないことしたなぁと思ってます。
佐野さんフィーバーってそんなにすごかったんですね?!リアルタイムで目撃したかったなー。今は“居酒屋解説”の印象が濃いですけど(笑)、本当はすごい人なのだということをもう一度きちんと思い出して、テレビの前で正座して拝聴したいと思います!^^
eco
2016/02/28 22:31

コメントする help

ニックネーム
本 文
ベルネル<プルシェンコを2度、信じなかった(上)> ロシア語自習室/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる