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zoom RSS ミーシン<ISUはしばしば盲腸線へ進む>

<<   作成日時 : 2018/02/20 19:16   >>

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ミーシン先生の銅メダル予想はカロリーナorさっとんのようですね!みんな頑張れ!!全選手の神演技を待ってます!!!



2月17日
ミハイル・チェサリン


アレクセイ・ミーシン

国際スケート連盟はしばしば「盲腸線」へ進む


 (前文略)

 ― アレクセイ・ニコラエヴィチ、男子フリープログラムはどのような印象でしたか。

 今日は全体として、フィギュアスケートの魅惑的な祭典だった。トップ選手たちが見せたものは素晴らしかった! ネイサン・チェンが見せたものはもちろん正真正銘の世界記録だ。日本の選手たちも非常にいい演技で、ユヅル・ハニュウとショーマ・ウノは本当に申し分なかった。私のお気に入り、ハビエル・フェルナンデスにも触れないわけにはいかない。スペインにはフィギュアスケートの伝統がないと言われるが、私は約10年間フェルナンデスを教えている。ハカの街で合宿が行われていたときで、彼はスポーツの道を歩み始めたばかりだった。お姉さんがそこでスケートをしていて、ご両親のこともよく知っている。そういうわけで、スペインのフィギュアスケートには私という人間を通してソ連・ロシアのルーツがあるのだ。

 ― スペインの選手の銅メダルを特に喜んでいるようですね。彼は目標に向かって長い道のりを歩み、結果を勝ち取り…

 勝ち取ったというよりも、牙でメダルをもぎ取ったのだ!心から祝福するよ、ハビを。親しい人間はそう呼んでいてね。私たちは非常にいい関係で、いつもあいさつし、ハグを交わす。とても美男子で、若い女性はみんな彼に恋する。まあ、彼の方も恋することにまんざらでもないのだが(笑)

 ― ロシアの選手についてはどうですか。今後なにをすべきですか。

 ロシア人選手の演技を評するのは私には難しい。今日ロシアの男子たちが見せたものは、フィギュアスケートを美しく飾るものではなかった。危機を脱するためには、次の五輪までの4年間に子どもたちを惹きつけ…

 (中略)

…現時点で、ロシアのトップ選手は誰ひとりとしてハニュウの完成度や、チェンの卓越した技術を持っていない。

 ― 1プログラムに5〜6本の4回転は、すでに現実です。次のオリンピックではいったい何を目にすることになりますか。フィギュアスケートはどこへ向かいますか。

 ISUの方針が大きく左右する。なにしろこの組織は自らの道を「盲腸線」へと導くことがあるからだ。バンクーバーオリンピックの前、北米と、さらにヨーロッパの選手、コーチ、ジャッジ、ジャーナリストといったコミュニティまでもがこぞって一つの言葉を誇張していたのを思い出す。「コンポーネンツ」という言葉を。同様にパトリック・チャンとエヴァン・ライサチェクはインタビューの中ではっきり言っていた。「僕たちはトランジション、つまりコンポーネンツでプルシェンコに勝つ」と。これは言うまでもなく行き止まりへの、盲腸線への道だった。フィギュアスケートの進歩は多回転ジャンプへと通じていくものであり、それを止めることは不可能だ。

 (中略)

 ― つまり、4回転ジャンプはさらに増え、さらに良くなると?

 そうだ、すべての4回転ジャンプがハニュウ、ウノ、フェルナンデスの優美さをもって行われるようになる。そんな未来になると私は見ている。4回転-4回転のコンビネーションジャンプが出てくるだろう。4回転-3回転半の連続ジャンプならすでに現実的だ。それらすべてが軽々と、今はまだトップ選手だけにしかない軽やかさをもって行われるだろう。

 ― 女子の演技には何を期待できますか。私たちみんなが期待しているわけですが。

 ご存じのように、その質問に対しては皆に同じように答えている。我らがメドベージェワとザギトワから金・銀メダルを奪えるのは、アクシデントだけだと。先日、男子について私は次のようなジョークを言った。ロシア男子は金メダルを取れるかと質問されたので、「優勝を期待できるのは、ホッタビッチ爺さんがライバル選手全員を麻疹にした場合だけ」と答えた。そして今、ロシアの女子2人を邪魔できるのは、これと同様のことのみだ。彼女たちは現時点で技術的にも、審美的にもほかの誰より優れている。その後につづくのは誰か? メダル争いに割って入るのは、私の教え子のカロリーナ・コストナーと、日本のミヤハラかもしれない。カナダの2人については、正直なところ、あまり信用していない。彼女たちは今シーズン、あまり確かな滑りを披露していない。




<原文>
https://www.championat.com/olympicwinter/article-3347555-olimpiada-2018-v-phjonchhane-figurnoe-katanie-muzhchiny-rezultaty.html

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
eco様、お久しぶりにお邪魔いたします。

>ISUの方針が大きく左右する。なにしろこの組織は自らの道を「盲腸線」へと導くことがある

思わず、笑っちゃいました(^o^)
ミーシンご老師、相変わらず意気軒昂!
その主張には必ずしも同感出来ない場合もありますが、
スッパリ、キッパリ、主張されますね。
それも独特の言い回しを伴って!

ロシア文学の専門家である亀山郁夫さんが言っていましたが、

スラブ人は「言葉の民」なのだとか。
ロシア語の単語一つ一つが持つ意味の広がりや奥行きには、
独特なものがあるとか。

eco様の御苦労が察せられます。
片割月
2018/02/23 00:40
片割月さま
たいへんご無沙汰しております。ピョンチャン五輪、終わってしまいましたね〜。コメントとても嬉しいです(^^)

スラブ人は言葉の民、ですか!私はロシア語がただ好きなだけで、語学力は本当にさっぱりなので、「そうなんです!ロシア語には独特の深みがあるんです!」なんてとても言えなくてお恥ずかしいかぎり(^^;

でも、そういえばミーシン先生と、サッカーのイビチャ・オシムさんの言葉には似たものを感じます。独特の滋味、教養、皮肉、お茶目さといったようなものを…スラブの民の共通項かもしれませんね!
eco
2018/02/25 22:05

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