なぜこの4つがチョイスされるのか少し不思議な感じもしますが
特にファンではない一般のロシア人向けだとこうなるのかもですね。
インタビュー部分のみ抜粋してご紹介します。
2011年4月15日
オリガ・ウラジミロヴナ
マイケル・ジャクソン、ドビュッシー、「ピンク・パンサー」。これらは、フィギュアスケーターたちがシーズンのメインプログラムに使用する音楽だ。
4月25日、モスクワで世界フィギュアスケート選手権大会が開幕する。本来は3月に日本で開催されるはずだったが、地震と津波のために開催地が変更された。「ベドモスチ金曜版(?)」は、ホディンカにある「メガスポーツ」リンクで見られる今シーズンのプログラムの中から、特に興味深いものを選んでみた。
フロラン・アモディオ:スムース・クリミナル
(本文略)
フロラン・アモディオのコーチ、ニコライ・モロゾフの談話
「テーマは、この青年を観察していたときに私の中で生まれました。こういうプログラムをやるには、良い意味でのスポーツ的な図々しさと、同時に魅力が必要です。フロランはそれを持っています。彼は単にエレメンツをして、ジャンプをして、つなぎをしているのではありません。彼は役を“生きて”いるのです。この性質はかつてジェーニャ・プルシェンコ特有のもので、自分の演技で観客をまるで指揮者のようにコントロールできたのです」
ユウコ・カワグチ/アレクサンドル・スミルノフ組:月の光を披露
(本文略:ベステミアノワ/ブキン組がかつてこの曲で滑った云々)
タチアナ・タラソワの談話
「私はカワグチ/スミルノフ組の滑りにとても良い印象を持っています。ユウコが昨春どれほど大きな手術をしたかを思えば、まったく驚くべきものです。今シーズン、彼女たちはとても正しく(きちんと、しかるべく)練習しています」
アリオナ・サフチェンコ/ロビン・ショルコヴィー組:ピンク・パンサーを追跡
(本文略)
アリオナ・サフチェンコの談話
「まったく陽気ではないイメージが私たちについてしまいました。昨シーズンは悲しい二人のピエロを演じたりしましたし。今年はもっとコミカルなトーンを加えて、イメージを変えようということになったんです。有名な『ピンク・パンサー』のテーマはピッタリだと思いました」
エレーナ・イリニフ/ニキータ・カツァラポフ組:氷上のバレエ
(本文略)
エレーナ・イリニフの談話
「私たちのプログラムは、本物のバレエの上演です。チュチュだって普段のスポーツ・アトリエではく、ボリショイ劇場の工房で作ってもらったんです。振付師がとても大きな助けになってくれました。ボリショイ劇場の元ソリスト、リュドミラ・ヴラソワのことです。彼女なしでは出来なかったでしょう」
<原文>
http://friday.vedomosti.ru/article.shtml?2011/04/15/17088
この記事へのコメント
YY
翻訳ありがとうございます。ロシア発の記事とても楽しみに見ています。
今季のロシアのペアとダンスは、ユーロ選手権をTVで観て(久々に)凄い!と感動していました。美しさと力強さがあり、演技の完成度が高く競技ということを観ていて忘れてしまいます。これが本来のロシアフィギュアなんですよね・・・。ロシアバレエを見ているような感覚になるシーンもあり、本当に凄いです。ダンスの衣装は(多分バレエファンなら)これはボリショイバレエだなとTVで観ても直ぐわかる豪華さ(笑)でした。
日本の選手も素晴らしい演技を観せてくれていますし、モスクワ世選がとても楽しみです!
eco
すごい!バレエファンの方は衣装でボリショイだとわかるんですね☆
私はバレエには疎いのですが、ボブロワ/ソロヴィヨフ組もイリニフ・カツァラポフ組も、素人なりにすごく“正統派”な感じがしてすごく素敵だと思います。タラソワさんも「二組とも大好き」と仰っていました。
ペアの方はメダル2つも大いにアリだと思いますし、若いバザロワ/ラリオノフ組が個人的にとてもお気に入りなので、こちらもとても楽しみです(^^)
るしー
MJやピンクパンサーの音楽やバレエ衣装というインパクト効果に力を借りたプログラムということでしょうから。
我が家は地上波とBSしか見れないので、なかなかペアとアイスダンスがTVですら観る機会がないので悲しいです。
ペアもワールドで観れるのを楽しみにしていたんですけどね。残念~