ズーリン(4)<コーチが悪者になればうまく行く>

タチヤナ・ナフカ&ロマン・コストマロフを指導していた時代のエピソード。自分が悪者になるって、大人の対応ですねー。そういうところがモテるんでしょうか…?





 (一部抜粋)


 ― ナフカ/コストマロフ組と仕事をしていた時のことをお聞きします。妻を指導するのは大変でしたか?

 妻よりも難しかったのはコストマロフです。妻を指導するのはとても大変ですよ、だって練習が終わると家に帰るんですから。ロマ(※ロマンの愛称)の方はまた話が別です。二人のトレーニングに向かうときは十字を切ってましたよ。

 それから、もうひとつ、あぁ…二人とも激烈な、チャンピオンの気質で、どちらも互いに譲りたがらなくて、私は二人に挟まれてまるで…マカレンコのようでした(※この比喩の意味はよくわかりません)。ナフカのところへ飛んで行っては、問題はすべて彼に原因があると話し、彼の方にはナフカに原因があると言いました。でも、私が二人と仕事をしていた期間でいちばん良かったのは、私が二人両方を叱り、二人が私に対抗して団結していた時でしたね。

 ― どんなふうに?

 二人手を取り合って、私に嫌がらせばかりしてきました。そのときは素晴らしい練習ができましたよ。「コーチが悪い、生徒は良い」という図式がいちばん効率的なのです。

 でも、二人は互いにぼろくそに罵り合っても ― 取っ組み合いのケンカとまではいかず、コストマロフは彼女に友好的に手を挙げることができましたが ― その後はリンクの隅へそれぞれ離れて行くので、彼らのそういうところが私は大好きでした。お互い離れた場所に立って1分、長くても2分経過したら、どちらかが相手に近づいて行って、「オーケー、もういい、練習しよう」って…どちらに非があるかは重要じゃないし、和解への初めの一歩を踏み出すのは何も恥ずかしいことじゃありません。それが自分たちにとって必要なことだと、彼らは分かっていましたからね。だから二人はオリンピックチャンピオンになったのです。




<原文>
http://sochi2014.rsport.ru/sochi2014_figure/20130904/684859684.html

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