2014年2月19日
アルチョム・アガポフ
「リプニツカヤは子どもじゃない、スポーツ選手よ」
(前文)
何と言えばいいか。これがスポーツなのです。技術的なミスが起こりました。緊張は関係ありません。フェンスに近づきすぎた。それだけです。ユーリャはそんなことをしないなんて、何を根拠にそう思うの?誰でもミスをするものですよ。
― 結果を期待されていることで、プレッシャーがかかったのでは。だってまだ15歳の子どもでしょう。
彼女は子どもじゃありません。スポーツ選手です。それに、団体戦への出場が間違いだったとは思っていません。そのことは関係ありませんし、邪魔になるほどのものではありません。男子のチャンや羽生のように選手交代することはできませんでした。ロシアは他の種目(※アイスダンスとペア)で交代枠を使いましたから。
それから、技術的なミスをあなたに説明する必要はないと思います。もしあなたが明日ジャンプを跳びたいのというのであれば、お教えしたでしょうけど。でも、そんな任務はありませんからね。
それでもユーリャはよくやったと思います。彼女は転倒しました。これはまったく彼女のジャンプではありませんでした。でも、集中して、エレメントを最後までやりきりました。
<原文>
http://www.sport-express.ru/olympic14/figureskating/news/671682/
この記事へのコメント
こはる
リプニツカヤ選手の表現力は、ミスがあってもやはり素晴らしかったと思います。
ロシア語20年ぶりに初めてやっと1年たちましたが、とても原文なんて読めませんので、こちらの記事いつも楽しみにしています。
eco
20年ぶりに語学を再開して1年続けるのは、とても大変だったことと思います。私も5年前に始めましたが、「こんな生活してたら死ぬ」「ぜったい持たない」とずっと思ってましたから(笑)。
リプニツカヤ選手の凄さは、実は表現力ですよね!