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zoom RSS ミーシン<トゥクタミシェワは王冠の宝石(2・3)>

<<   作成日時 : 2016/10/16 01:42   >>

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うーん、なかなか翻訳の時間を見つけられない…リプニツカヤ選手のインタビューも放ったらかしですみません!



女性の身体は油断ならないもの

 ※2の部分はasappoさんが訳してくださっています↓

http://kurkuma.blog.fc2.com/blog-entry-2016.html


ルールは明快で分かりやすいものであるべき

 ― すべてのジャンプをプログラム後半に跳ぶ傾向は、エフゲニア・メドベージェワによって昨シーズン創始されたわけですが、今や女子シングルのテクノロジーに変わろうとしています。これによってプログラムのバランスが悪くならないでしょうか。

 その点については、とてもシンプルに説明できる。私はこれをISUのブランコ現象と呼んでいる。そう、このブランコはいま、片方へ大きく振られているのだ。ルールがこのように得点面で非常に有利になることを許しているのだから。しかし、ブランコは必ず逆方向へ戻る。しかも、すぐに。

 ― 私はさらに別の局面のことを言おうとしていたのです。アトランタ五輪で2つの金メダルを獲った、水泳のデニス・パンクラートフの全盛期を覚えていらっしゃいますか。彼はプールの半分を水に潜ったまま泳ぎ、まさにそれによってライバルたちにかなりの差をつけていました。そして、国際水泳連盟が潜水状態で長距離を泳ぐことを禁じ、それによってパンクラートフと他の選手たちのチャンスが平等になることで、ことは終わりを告げたのです。ISUがこれと同様の判断からルールに変更を加えることもあると、あなたはお認めになりますか。例えば、アメリカ選手がもっと勝負できるようにするために。

 プログラム中のジャンプの配置変更は、ロシアの女子選手たちにとってきっと大きな問題にはならないだろう。ただ、歪みが見られるのはそこだけではないのだ。いま何が起こっているかをご覧いただきたい。皆がやっているのは、そのような音楽作品を選ぶか、あるいは最も輝かしく盛り上がる部分も後半に、つまりジャンプのところに配されるように音楽を“刈る”か、どちからだ。芸術面の問題について言えば、すべての音楽をそのように扱えるわけではないだろう。

 しかし全体として、私は状況をシンプルに見ている。ルールがそうであるなら、それを使わなければならない。ただそれだけだ。自身の美に対する見解を押し売りして、ISUと言い争うのはまったく非現実的だ。

 それとはまた別の問題として、この競技は2通りの方法、つまりスケート技術を磨くこととルールを磨くことで発展することができる。私が何を言おうとしているかご説明しよう。ステップを検証してみると、全選手のステップがほぼ同じブロックで構成されていることに気づくのだ。このこともまた説明可能で、一定の3種類のターンの組み合わせは、ルールの観点から、最も配点の高い3連続ターンのブロックを作り出すわけだ。しかし、それは全体的な画一化につながる。ジャッジにとって好都合なのだ。この選手はこのターンを行わなかったから3連続は崩壊したということになり、速やかに得点に反映できるからだ。もし我々がこれらの枠組みから解放されれば、スケート技術発展のためのはるかに広い空間を手にすることになるだろう。

 ― その枠組みにコーチとして苛立ちますか。

 さて、苛立つとはどういう意味だろうか。「結婚したら、(そこで)生きよ」だ…。かつてステファン・ランビエルはスピンの王だった。彼はどんな記録だって打ち立てることができたし、めまいがするような物を掘り出してきた。それが今では、スピンも画一的化されている。

 ― そうすると、シニアとジュニアのルールを差別化するのが大筋で道理にかなった考えかもしれませんね?ジュニアの選手には、最低限すべてのことを習得できるように“ブロック”を残し、シニアの方は“解放”して、もっと自由を与えるのです。

 考えは正しいが、それを練る必要がある。ジュニア用のルールは、選手がより広範囲の運動作用への準備ができる形で設定されるべき、という考えには賛成だ。同じように、世界あるいは五輪表彰台レベルに張られた“ゴールテープ”に向かって走る選手たちの間でも、ルールは明快で、分かりやすく、皆に共通のものであるべきだ。“自分の”道を探してあらぬ方向へ投げ出されてしまうことのないように。


(つづく)




<自習メモ>
тот же: одинаковый; один и тот же, тот самый, прежний, тогдашний

шарахаться: разг. резко бросаться в сторону или назад от испуга, неожиданности и т. п.


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