ブッテルスカヤ<ロシア女子はみんな美人!>

ポゴリラヤの世界選手権への派遣に懐疑的だったブッテルスカヤさんですが、結果を受けてベタ褒めですね。でもやっぱりトゥクタミシェワがお気に入りのよう。ちなみに、ブッテルスカヤさんのダンナさんはアイスホッケー選手です。



2016年4月7日
ドミトリー・エファノフ、ヴィタリー・クルグロフ

マリヤ・ブッテルスカヤ

ロシアの女子選手たちは本当に美人!


 (略)


 ― 世界選手権の結果をどのように評価しますか?

 ロシア女子はみんな美人ね。最後まで戦いました。決定的な局面でひるみませんでした。もし開催地がアメリカじゃなかったら、アーニャ(※アンナの愛称)・ポゴリラヤは「銀」を獲って、表彰台のもう1段上に立つことが十分できました。しかもアメリカのアシュリー・ワグナーには回転不足があったのだし。あれではダメ。ロシアの選手たちの方が強かったわ。いずれにしても、みんな素晴らしい滑りでした。メドベージェワも、ポゴリラヤも、ラジオノワも。

 男子ではミハイル・コリャダを取り上げたいですね。この若い選手は表彰台まであと一歩のところでした。これがもっと良いものへつながるかもしれない。次のスタートに向けてさらなるモチベーションになるでしょう。失敗なく、確実な演技をできる選手がロシアの男子シングルに現れてほしいです。マクシム・コフトゥンについては、良いことも悪いことも言いません。黙っていましょう…

 ― ロシアの女子シングルには現在、代表の座をめぐる非常に熾烈な争いがあります。これは代表チームにとって良いことでしょうか?

 二重の状況ですね。一種のベルトコンベアのようなものでチャンピオンが生産されているのはすごいことのようだけれど、それと同時に、彼女たちがトップに長くいることを楽しむ時間がないのは残念。栄光があまりに早く駆け抜けて行ってしまう。こういう運命の打撃にみんなが対処できるわけじゃありません。心理的負担がとても大きい。私がイリーナ・スルツカヤと滑っていた頃はぜんぜん違いました。何年もの間、高いところを目指して戦っていました。今なんて15~16歳の女の子が“ぶっぱなす”と、その背後にはもっと若くて向こう見ずな子たちがいるでしょ。前の人を文字どおり“押し出す”わけ。もはや女性のスポーツじゃなくジュニアのスポーツね。それでもとても美しいけれど。

 ― 少女たちが攻撃していると?

 正しい意味に受け取ってくださいね、悪いことは何もないんです。ただ高校生は、基本的に、氷上で本物の女性になる時間がないだけ。とても若いライバルたちに追い出されてしまうわけだから。

 ―今度はチームメイトたちがエフゲニア・メドベージェワを見習うと?

 メドベージェワの振付は大好きだけれど、ジャンプはやっぱりトゥクタミシェワの方がいい。リーザが持っているようなこのエレメントでの確実性は、今の段階ではジェーニャ(※エフゲニアの愛称)にはありません。エフゲニアは賢い子で、仕事に対するアプローチには尊敬の念を覚えます。でも、現在のプリマが間もなく表彰台から掃き出されないという保証はできません。後ろに野心的なスケーターたちの軍隊がひかえているから。先日、2003~2004年に生まれた女の子たちの試合がモスクワでありました。参加選手のうち少なくても10人がトリプルルッツとトリプルトゥループを跳んでいました。みんな美しい滑りで、素晴らしいジャンプでしたよ。

 ― なぜ男子シングルにはそのような成功が見られないのでしょうか?

 男の子は、(※スポーツクラブの)ホッケー部がより早い時期から子どもたちを集めはじめて以来、少なくなってしまったんです。だから、フィギュアスケート部では温室のような環境に入ります。スケーティングのテストを受けるとするでしょ。女の子は不合格。でも男の子は手助けしなくちゃいけません。人数が足りないから。未来の男子選手は、まるで触れてはいけないクリスタルの花瓶のよう。彼らは子どもの頃から自分をスターだと感じています。女の子なら、何かうまく出来ないとすぐにお尻を足で蹴られるのに。

 ― 今の男子代表のトップ選手たちは、安定性に欠けます。両プログラムを確実になぞって同じように滑ることができません。何が原因でしょうか?

 男の子とは一度も仕事をしたことがありません。男の子のメンタルを理解するのは私には難しくて。見たところ、トレーニングプロセスが完全に正しく組み立てられてないような。昔のスター選手には、ウルマノフやヤグディンなどにもそういう問題は見られませんでした。

 ― 今の世代のファンたちは、女子選手が何度も勝利を重ねることに慣れていますが、ずっとそういう状況だったわけではありません。あなたがロシアの女子シングルで初めて世界選手権の「金」をつかみました。1999年のヘルシンキ大会でのことです。その勝利の後、スター病にかかりませんでしたか?

 私は26歳でした。その年齢で“屋根”を吹き飛ばされることはありません。チャンピオンになった幸せをただただ味わいました。私は掲げた目標を達成することができたんです。人生が一気により楽しいものに見えてきましたね(微笑)


 (以下略)




<原文>
http://portal-kultura.ru/articles/sport/131344-mariya-butyrskaya-nashi-devushki-prosto-krasavitsy-/



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この記事へのコメント

  • Микичка

    Спасибо за перевод! Это интересный!
    そうそう、ブッテルスカヤはすごく競技を長く続けていて、遅咲きでチャンピオンになりましたよね。大人の女性の滑りが出来ていた彼女ならではの意見ですね。原文から本人の現在の様子も見られて、嬉しい~。
    確かに、男子スケーターをいい子いい子しながら育てていかないと、続かないというのはアメリカでも同じです。絶対的にスケートをする男子の人数が足りないですからね~。
    2016年04月16日 23:03
  • eco

    Микичкаさん
    ブッテルスカヤが世界チャンピオンになったのって、もう17年も前なんですねぇ。ああいうタイプの選手って、今はいないですよねぇ。あの時代の話が通じる人は多くないので、嬉しいです(笑)。

    そうですか、アメリカでも「男子不足」ですか。ホッケーからフィギュアへ移ったアーロン選手なんて、すごく珍しいんでしょうね。ブイアノワコーチの最新インタビュー(http://kurkuma.blog.fc2.com/blog-entry-1814.html)を読んで、コフトゥン君もいい子いい子されて育ってきたのかなぁと思ってしまいましたが、来季が勝負どころになりそうですね。
    2016年04月20日 00:35

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